僕の体の大半は、バタピー、納豆、玉子、煮干し、ソイプロテインでできています。
サカモトフタマです。こんにちは。
僕は糖質制限をして生きています。
かれこれ1年半くらいになるでしょうか。
その間に体重は減少し、体型は変わりました。
体のなかはどのように変わっているのでしょうか?
今回は糖質制限をした人間のビフォー、アフターを健康診断の結果から見ていきます。
「糖質制限前」
「糖質制限後半年経過」
「糖質制限後1年半経過」
の健康診断結果を分析しました。
ちょっと予想外の結果なんですが…
最新の健康診断結果
さて、最新の健康診断結果は…


全くの予想外です。
バッキバキの健康体で文句なし「A」判定を予想していたのに結果はまさかの
「D2」!
血中脂質異常?
そんなばかな。
もともと血中脂質の値なんて正常だったのに糖質制限をして高脂血症になるはずがありません。
糖質制限前後で項目ごとに分析
納得がいかないので項目毎に分析してみます。
ちょっと見づらくて恐縮ですが、
一番右から
「糖質制限前」
「糖質制限後半年経過」
「糖質制限後1年半経過」
の数値です。
体重・腹囲

これはもうわかっていましたが、体重は明らかに減少しています。
糖質制限する前は75㎏ありました。
確かもうちょっと前は80㎏くらいあった気がする。
糖質制限を始めて半年くらいでマイナス2㎏くらい
でも1年半経過したあとは10㎏くらい減ってますね。
肥満度もプラスからマイナスになってますね。
血液・血圧


赤血球が少し減っている気もしますがまぁ誤差の範囲でしょうね。
血圧がかなり低くなっているような気がする。
肝機能

ASTとγ-GTPの数値が減少してますね。
肝機能的には数値が低いほうがいいようですのでいい変化です。
糖質制限というよりは、この検査のころは禁酒をしていたのでその影響かも。
そんなに大きな違いはないですね。
代謝系

血糖値は空腹時の血糖値なので糖質制限をしているといってもそんなに数値的には変化がないですね。
食後血糖値の乱高下(スパイク)は減っているから血管は守れていると思うんですけど。
代謝系もあんまり変化がないのですが、尿酸値が上昇しているのが気になりますね。
禁酒もしていましたし、これは糖質制限の影響があるのかもしれません。
厳密には糖質制限の影響というよりも、糖質制限により多く食べている何かが悪いのかも?
血清脂質

コレステロールの数値は変化がありません。
中性脂肪の数値がかなり減少しています。
26mg/dl
てっきり中性脂肪数値が高くなって「高脂血症」になったのかと思いましたが逆のようです。
中性脂肪の下限数値が「30mg/dl」のようで下限値を下回ってます。
さっそく調べてみました。
低中性脂肪症
調べてみると「高脂血症」はたくさん出てくるんですが「ていしけつしょう」はあまりぐぐってもでてきません。ていうか漢字変換すらできませんw
苦労して粘り強く調べてみると「低中性脂肪症」という言葉がヒットしました。
いろいろ調べてみると、中性脂肪の基準値は30~149mg/dLで、29mg/dL以下は「低中性脂肪症」と診断されるということのようです。
なにやら「日本人間ドッグ学会」というところが決めている基準のようです
どうも宗田哲男先生著「ケトン体が人類を救う」を読んで以来、糖尿病学会に嫌悪感を抱いているサカモトフタマとしては「学会」と名のつくものはあまり信用できませんw
うーん、先天的なていしけつしょうについては体の代謝異常とかの問題がありそうですが、僕の場合は明らかに糖質制限によるていしけつしょうです。
糖質は制限してますが、その分たんぱく質やら脂質を大量に摂取してるので(主にバタピー)高脂血症になるならまだわかるんですが、糖質を取らないと血中脂質って下がるんですね。
明らかに食事内容によるていしけつしょうなので治療の必要はなさそうです。
ネット記事によると、中性脂肪はエネルギーだから、中性脂肪が低すぎると疲れやすくなるというんですが、僕はぜんぜん疲れやすくありません。
疲れやすいどころかプロテインを採り始めてから不意に全力疾走をしたい衝動を抑えられない変態です。
糖尿病の方に糖質制限をさせない現代の糖尿病治療の間違った知識とおんなじ。
もうひとつの影響として体温を一定に保つことができなくて寒さにも弱くなるとのこと。
でも、確かに少し寒がりになってきたような気もします。でも歳かも(笑)
その他にも中性脂肪が低い原因として
「肝機能障害」
「バセドウ病」
があるらしいですが、どちらも中性脂肪とともに「コレステロール」が減少するのが特徴ということですが僕は今回コレステロール値は変化がありませんでしたから心配はなさそうです。肝機能数値もよくなっていましたしね。
まとめ
というわけで、今回は
糖質制限前
糖質制限後半年
糖質制限後1年半
の健康診断結果から糖質制限をしていくと体の中がどのように変わっていったかを数値をみて分析してみました。
糖質制限をして
- 体重
- 腹回り
- 赤血球数
- 血圧
- AST
- γーGTP
- 血中脂質
が減少し
- 尿酸値
が上昇しました。
体重と腹回りの減少は健康値になったので全然問題なしです。
赤血球数の減少と低血圧についてはそれほど大きな変化ではないのであまり気にしていませんし、ASTやγーGTPの減少についても肝機能の改善なのでよかったです。
血中脂質が下がりすぎて、まさかの要再検査という結果でしたが、糖質制限すると血中脂質が減少するんですね。
調べてみたところ特段問題はなさそうで安心しました。
同じ状況で心配な方は病院でみてもらってくださいね。
でも、血中脂質が低下する現象とケトン体を使ったケトン代謝とはなにか関係がありそうですねー。
糖質制限をしたことにより「糖代謝」から「ケトン代謝」になり、「体脂肪を分解したり、血中の脂質を代謝してATPを作り出している」のかなー、なんて予想しています。
最後に気になったのは「尿酸値の上昇」です。
このころは禁酒をしていたので酒の影響はないはずですから、糖質制限により尿酸値が上昇した可能性があります。
しかし、さきほども述べましたが、糖質制限自体が問題なのではなく、僕が食べている何かが悪い可能性もあります。
普段多めに採っている食材を再度見直す必要がありそうです。
宗田哲男先生の「ケトン体が人類を救う」の感想記事です。興味ある方はぜひ。
