毎日慣れない育児にかけずりまわっております。
こんにちはサカモトフタマ(@sakamotofutama)です。
先日、5歳になるサカモト長男が自転車がほしいと言い出しました。
子供の頃、補助輪つきの自転車にのってそれから補助輪を外して辛い練習を重ね、傷だらけになりながらやっと乗れるようになったことが思い出されます。
サカモト長男もいよいよかぁー、と思って感慨にふけっていたら事態は予想外の方向に向かったというお話です。
この記事で伝えたいこと
えっ、補助輪つけないの?

早速近所のショッピングモールに出向き、自転車屋さんを覗きます。
たくさんの子供用自転車があるなかで、ひとつの自転車に目がとまりました。
D-BIKE マスターという自転車で、ペダルが工具なしでワンタッチで着脱できるようになっています。
なんでペダルはずさなあかんねん?
よく見てみると補助輪も付いてません。
目からウロコが落ちるというのはこういうことでしょうか。
最初は補助輪付けて、しばらくしたら補助輪とってー、と思い込んでいた僕には驚きです。
自転車の横にはパンフレットも置いてあり、補助輪無しで自転車に乗る方法が書いてありそうです。
嫁と二人でそそくさとパンフレットを一部ずついただき、食い入るように読みました。
パンフレットをよく読んでみると、どうやらキックバイクの延長線的な練習方法のようです。
サカモト長男は2~3歳のころからキックバイクでちょこちょこ遊んでいたので、その流れで乗れるのは好都合でした。
どうしてペダルが簡単に取れるようになっているのか合点がいきました。
最初は自転車としてではなくキックバイクとして乗るようです。
足で地面を蹴るのにペダルはじゃまですもんね。
徐々になれていったら片方のペダルだけつけてケンケン乗りをします。
そしてついに乗れるようになる!
という流れでしたがそんなに上手くいかんよなーとは思いながらも手法としてはわるくなさそう。
サカモト長男の身長は大体110㎝くらいなので16インチを選びました。
どうしても貧乏性で、成長しても乗れる18インチにしようかなー、とかなり迷ったのですが結果16インチで正解でした。
その理由はのちほどお伝えします。
このD-BIKEマスターという自転車、マウンテンバイクのようなデザインになっていて、子供の乗り降りがしやすいようにフレームが低く設計されています。素晴らしい。
方針は決まりましたので、後日自転車を買いにいきました。
信じられないこと

サカモト長男の好みの色が店になかったので結局取り寄せてもらい、届いたのがとある土曜日。
早速乗ってみましたが、今までのっていたキックバイクとはさすがに大きさが違います。
なかなか上手く乗れません。
とりまわしが上手くいかないと言えば伝わるでしょうか。
それでも30分ぐらいまたがっていたらなんとかよちよちですがキックバイクのようにこげるようになりました。
その日は買い物とか他に用事もあるし終了。
翌日曜日。
サカモトとサカモト長男の二人で公園にいき、適当にブラブラしながら1時間程度乗りました。
ちなみにここまで全く練習らしいことはしていません。
ただキックバイクのように乗っていただけ。
翌月曜日。
夕方僕が仕事から帰ってくると家のまえでサカモト長男が自転車改めキックバイクに乗っています。
キックバイクのままですがだいぶ上手にこげるようになっていました。
翌火曜日。
夕方帰ってくるとまた長男が乗っていました。
が、ペダルがついています。
!?
乗ってる!
長男が、補助輪なしの自転車に乗ってる!
久しぶりに自分の目を疑いました。
目の前で実際に起きていることが信じられません。
乗れるとかいってどうせちょっとしたら転ぶんでしょうがとか思っていたらちゃんと乗っています。
しかも結構長時間乗り続けています。
自転車を買って乗り出してから4日程度しか経っていません。
しかもその間たいした練習なんてしていないのです。
30分から1時間程度遊んで乗っていただけです。
結局サカモト長男は一度も転ぶことなく自転車に乗れてしまったのでした。
転びまくって根性を鍛えながら親子の絆を深める計画だったのに…
どうしてすぐ乗れちゃったのか

僕が自転車に乗り出した昭和時代はキックバイクなどというものは存在しませんでした。
みんな、補助輪を付けた自転車に乗ってからしばらくして補助輪をとってのる練習をしていました。
でもこの手法って非常に効率が悪いんだなということに今回気がつきました。
子供にとって自転車に乗るのはいくつかのハードルがあります。
大きい自転車をとりまわす
地面を蹴って自転車に勢いをつける
二輪で走りながらバランスをとる
ハンドルを動かしながら進む方向を決める
ペダルに足を乗せる
ペダルをこいで自転車を加速させる
これらの動作を全て行い、二輪のバランスをとらなくてはなりません。
既に自転車に乗れる大人からすると無意識ですから何てことはないような気がしますよね。
でも、彼らにとってはどれもが初めての経験であり、初めはどれもできません。
こんなにたくさんのことを一気にやりなさいと言われてもすぐにできるわけがありません。
マルチタスクっていうんでしょうか?
子供は特にひとつのことに集中することは大変得意なのですが、マルチタスクには向いていない生き物です。
ていうか大人でもこんなにいっぺんにはできませんよね。
今回の手法は作業をできるだけ分けて一つずつできるようになろうよ、というものでした。
まずは2~3歳のころから遊びで適当にキックバイクに乗ります。
このときは二輪にまたがり、足を地面につけながら二輪のバランスの特徴をつかみます。
慣れてくると地面を蹴って勢いをつけだし、短時間ですが足を上げてバランスをとりながら乗るようになっていきます。
徐々にその時間が長くなり坂道などでは結構勢いで乗れるようになります。
この時点で二輪の特徴をつかんでバランスをとるという作業はマスターします。
その後は先ほどの流れです。
大きい自転車をとりまわすことにさえ慣れてしまえば、大きいキックバイクに乗っているのと同じです。
キックバイクの延長線でカラカラ勢いに乗ってバランスをとっているうちにペダルに足をのせたり、気が向いたらペダルをこいでみたり、といったことをしているうちに乗れるようになるようです。
2~3歳でキックバイクにのった経験がない子供でも、まずはキックバイクのように足で地面を蹴ってバランスをとるという練習から行い、ある程度慣れてからペダルに足を乗せるという手法で比較的短時間で乗れるようになるはずです。
それにはペダルの脱着ができるタイプの自転車がうってつけです。
貧乏性を我慢(笑)して、小さめの16インチにしたことも大成功でした。
キックバイクから自転車に乗る際の最初の関門は「とりまわし」です。
16インチといってもかなり大きいし重いです。
キチンととりまわせるコツをつかみながら力もつけなくてはいけません。
18インチでは上手くとりまわせず、いつまでも乗れていなかったかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キックバイクなどというものがない時代に育った僕には思い付きもしない画期的な練習方法でした。
順番におさらいです。
まずは2~3歳のころからキックバイクに乗せてみる。
貧乏根性で大きめの自転車を買わずに取り回しを考えジャストサイズを。
4~5歳で補助輪無しペダルレス自転車でキックバイクの延長線で乗ってしまう。
慣れたらペダルに足を乗せてみてその状態でバランスがとれたらもうこいじゃう。
うちの子はキックバイクには乗ってないわーというおうちのかたでも、補助輪無しペダルレス自転車でキックバイク的な乗り方から始めれば比較的スムーズに乗れるようになるはずです。
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失敗したワー
ネットで買うべきやった
これからお子さんの自転車練習を考えられているかたはご参考になさってみてください。