今日も充実ケトジェニック生活
サカモトフタマ@ロカボニストです。
みなさんこんにちは。
さて、前回に引き続き、僕が糖質制限を始めるきっかけとなった、産婦人科医の宗田哲男先生の著書
「ケトン体が人類を救う」を引き続きご紹介します。
どうして糖質制限するのか必要があるの?
ケトン体って危険だと医者はいうけど大丈夫?
本当に糖質制限をしていいのか?
健康を害するのでは?
すべての答えがここにあります!
ケトン体の濡れ衣は、コレステロールの冤罪と同じ

突然ですが、僕はたまごが大好きです。
可能な日は1日5個から8個程度食べます。
この話はそんなたまご大好き人間の僕としてはとても興味深いトピックです。
とかいう間違った情報はコレステロールの冤罪事件から発生しています。
コレステロール冤罪事件とは、血管が狭窄、破損していた患者さんの血管を調べたらコレステロールがたくさん付いていた。
だから、コレステロールは血管を痛める犯人だ!
と、決めつけられてしまったことです。
しかし、コレステロールは血管や細胞膜を修復しようと頑張っていただけです。
コレステロールは悪者ではありません。
しかも、人間の体は食品からコレステロールを摂取した分、体内のコレステロール生成量を調節するしくみになっているので、食品からのコレステロール摂取量は特段気にする必要はないんです。
厚生労働省も間違いを認めて2015年にコレステロールの摂取量制限目標をなくしました。
宗田先生は著書の中では火事場にいち早く駆け付けて消火活動をしてくれていた消防士を放火魔にしたてあげて、つるし上げているという例で例えられています。
ケトン体もこれと同じことが起きています。
重度の糖尿病患者さんの血糖値コントロールができず、超高血糖状態になってしまったことを「ケトアシドーシス」といっています。
ケトアシドーシスになると、意識障害などが起き、最悪の場合、命を落とします。
これをケトン体が増えすぎたから「ケトアシドーシス(ケトン体が原因の酸性血症)」になったんだ、という間違った認識が世間の常識になっています。
糖尿病によるアシドーシス(酸性血症)はインスリン不足による急激な高血糖が原因で起きています。
糖尿病性アシドーシスになってしまい、インスリン不足でブドウ糖エンジンが機能しなくなってしまったために、ケトン体は僕たちの命を守ろうとケトン体エンジンを一生懸命動かしていたのです。
そこにおっとり刀でやってきて、
とかいっちゃう頭の硬い医者や日本糖尿病学会。
いや、日本糖尿病ガッカリと改名しましょうか(笑)。
どうなんでしょうね?
少しは目の前で起きていることを受け入れたらどうかと思いますが…。
現代の日本の栄養学は間違いだらけ

日本で示されている食事バランスは根拠なし
現在、農林水産省や主要な学会が示している1日の最適な食事バランスは「炭水化物60%たんぱく質20%脂質20%」です。
なんで、この割合が最もバランスがいいといわれているのでしょうか?
実は全く根拠はありません。
最適な食事バランスってどのくらいだろうねー?と、偉い人たちが考えたときの日本人の平均的な食事がたまたまこの割合だったというだけです。
ビックリしませんか?
その割合が正しいかどうかもわからないのに、今の平均がそれだからそれでいいでしょう。
とか言ってるんですよ。
もちろん、この割合は健康的な割合ではありません。どうみても炭水化物60%はとりすぎです。
だから、糖尿病などの成人病が無くならないんです。
いいんですかね?
こんなデタラメな健康を害する指針を国として示して。
将来、国家賠償訴訟とか起こされるんじゃないかと僕は危惧しています。
全然使えない食品成分表・食品交換表
「食品成分表」は女子栄養大学、「食品交換表」は日本糖尿病学会が出版している書籍で、糖尿病になり食事療法を行う際に渡されるものです。
しかし、この書籍には糖質量の記載がありません。
ひとくちに「炭水化物」といっても、その内訳は「糖質」と「食物繊維」です。
僕も宗田先生の本を読んで知ったのですが、キノコって100%炭水化物なんですね。
だけど、100%食物繊維なので血糖値は上がりません。
この「食品成分表」にはこの糖質とか食物繊維とかの記載がありません。
全部炭水化物でいっしょくたにされています。
それで一律60%の炭水化物を摂取しろとか、全く馬鹿げていると思いませんか?
全部お米じゃなくて、キノコでもいいってことですよ?
まったく理論が破綻しています。
まあ、糖質制限者的には全部キノコにしたほうがいいと思いますが…。
とにかく、日本の栄養指導の分野では「糖質」に対する意識が欠落しているようです。
これが糖尿病の患者さんに渡されて、糖質量がまったくわからないまま、食事療法とかやってるんですよ。
おそろしい。
治るはずがない。
同じく糖質制限の権威、江部康二先生の著書『食品別糖質量ハンドブック』(洋泉社)を見た方が沢山の糖尿病患者が救われると宗田先生はおっしゃっています。僕もそう思います。
これは僕の個人的な意見ですので宗田先生が著書でおっしゃっているわけではないことを前置きして言いますが…
全く糖質摂取量を減らさない、日本糖尿病ガッカリ(学会)とか糖尿病専門医っていったい何がしたいんでしょうか?
糖尿病患者を救いたいの?それとも飯の種になる糖尿病患者を維持したいの?
糖尿病患者を救う一番有効な手段は「糖質制限」です。
ていうか、現代に糖尿病患者がこんなに沢山増えたのは、糖質量過多の現代の食生活が原因です。
宗田先生も以前は糖尿病に罹患されたそうですが、この食品交換表にもとづいた炭水化物過多の食事療法では全く治らず、この表の炭水化物だけ抜いたらあっさり完治したそうです。
食品交換表のとおり食事する
↓
糖質過多で逆に血糖値上昇で悪化
↓
あわててインスリン投与
↓
下がりすぎて低血糖
↓
甘いもの食べる
何がしたいんでしょうか?
あくまで僕の個人的な意見ですが、自分の飯の種になる高齢者を騙し、食い物にし専門医面している医者には怒りを感じます。
インスリンて薬価どのくらいなんですかね。
薬剤会社とも仲がいいんでしょうね。
個人的意見で脱線しました、スイマセン、どうしても許せなかったもんで。
つづきは次の記事にします。
今回はここまでです。
こちらの本もおすすめです。
活字だけではなく、写真や図解付きで大変わかりやすく糖質制限のメリットについて学ぶことができて、糖質制限におすすめのレシピまでついています。