「(住宅新築するかもなので)こんど引っ越したらさ~」、と言ったら食い気味に「パパだけいなくなるんでしょ」と長男にいわれたサカモトフタマです(泣)。
…。
こんにちは。
最近はこの手の記事ばかりですが、どうも自分にはタイムリーすぎてまた感想をしたためてしまいます。
どうも自分の生活に照らし合わせてしまって…
ポンコツなりに理想の夫婦関係とは何かを日々模索しています。
ポンコツイクメンの考えに興味のある方はどうぞ(笑)
先日の「良き夫やめます」宣言でボコボコに叩かれたらしい中田あっちゃんですが、今回、その後の様子を語っています。
https://dual.nikkei.co.jp/atcl/column/17/101700129/120600002/
この記事で伝えたいこと
「良き夫やめる=ひどい夫になる」ではない

前回良き夫をやめます!と宣言したとたん全国の奥様方からボコボコにされた中田さんですが、どうもだからといってひどい夫になったわけでもないようです。
最初の宣言時にたしか「朝も起きないし、連絡もしない。その日のうちには帰るけれど、何時に帰るかは分からない。」的なことをいってたので、そりゃあひどい夫だ!ということになってましたが、良き夫をやめたあともちゃんと家族のことを考えて家庭に協力しているようです。
ひどい夫になってしまうと家族にダメージが行くので、日付が変わらないうちには毎晩帰ります。深夜の0時前に帰宅することもあれば、家族一緒に夕食を楽しむ日もあります。
やっぱりちょっと極端な表現だったようですね。
今まではかなり無理をして完全無欠のイクメンを演じていたんですが、やっぱり無理しすぎて爆発したので、できないことはできない!できることはやる!無理して爆発しない!というところのようです。
僕の場合は育児がしんどいと言い過ぎて、「そんならなんにもしなくていいわ!」と妻に怒られてしまったんですが、それはそれでなんだか寂しいような。
能動的な感情

そんな「そんならなんにもしなくていいわ!」と突き放された僕にとっても突き刺さる意見がこれです。
自分の感情や欲望に正直に、自分と家族をものすごく切り離してみました。子どもと一緒にいても楽しくないし、家族でそう頻繁に旅行したくない! 仕事に熱中して、飲みにも行きたい! と口にもするし、一通りやりました。
すると、「家に帰りたい」「子どもたちと接したい」という、自分の中から能動的な感情が出てきました。
確かに今までは義務感満載で妻に指示されたから子供と遊ばなければならない、やりたくもない遊びをやらなくてはならない、嫌だ嫌だ!ばっかりだったんですが、「そんならなんにもしなくていいわ!」と言われてしまうとそれはそれで手持ちぶさたになってしまって、自然と下の子とボール遊びをしてみたり、二人の子供達とおいかけっこみたいな遊びをしたりして楽しめている自分がいました。
それでも夫として要求されているレベルには届いていないことはわかっていますが、少しでも楽しめた自分がいたのには驚きでした。
それに今まであれこれやって来たのに突然「そんならなんにもしなくていいわ!」と言われてしまうと、家の中で何をしていいかわからなくなります(笑)。
かといって外に遊びにいくあてもありません。
「No」が言えるようになったら、「Yes」や「Want」も出てきました。
「公園はイヤだけど、コンビニなら子どもと一緒に行くよ」と。それならば、ちょっと楽しい。子どもと一緒にお菓子を選んだりしてね。妻の公園要請も、家の外に子どもを連れ出しさえしてくれればどこだっていい場合が多いですし。
公園はイヤなんですね(笑)
それでも奥さんの要求と自分の要求を合わせることができたのはとってもいいことですよね。
僕もできることならそうしたいのですが、典型的なオタクインドア人間の僕の好きなことと言えば、ネットサーフィンかテレビ観賞(民放)、DVD観賞とかゲームとか受動的なことばっかりで、妻が望む「子供の創造力を育むような遊び」がどうも苦手です。
なんとか中田あっちゃんにあやかってwinwinにできたらいいのですが、今後の課題です。
まとめ

最後に
無理はしない。やりたいなと思えることしかしない。今は、そんな感じですね。
もしも妻が僕と同じように煮詰まったら、「やめたらいい」と言います。アウトソーシングしようよ、って。
家族や夫婦関係は継続していくものなので、どこかで正解が出て、それ以降ずっとハッピーとはいかないものですよね。常に変化して対応して、変化して対応してと、柔軟に考えたい。
…なんだか、「良い夫」的な部分をクローズアップして話をしましたけど(笑)、良い夫に戻るつもりも、目指すつもりもありません。
と締めくくってます。
確かに理想は「自分が無理せずできること」の範囲で上手く家族が回っていけばいいんでしょうけれど、そこで前回記事にした「価値観の相違」問題が発生します。

お互いがお互いに対してここまでやって欲しいというギャップ。
これを認識すること、そして、相手は自分の思い通り(理想)にはできないんだということ。
相手を自分の理想にはめ込んで無理矢理その形に変形させることなど、どだい無理なことですし、「それなら自分を変えなさい」とはよく言われる言葉です。
自分を変えるということは、相手に自分の理想を押し付けるのではなく、ありのままの相手を受け入れること、受け入れることができるような人間に「自分を変えなさい」ということなんでしょうね。
すっごいむずかしいですけど。
一般人の僕の話なんてして恐縮ですが、先日妻に「そんならなんにもしなくていいわ!」と怒られて以来ずっとこの「価値観の相違」問題について悶々と考えています。
妻の立場では「がたがたうるせーし、だったら何にもしなくていいわ!」ということでポンコツ亭主に対してみくだりはんを突きつけた感じなんでしょうが、確かにポンコツイクメンなんですが、でも、やっぱり子供と少しは関わりたい!という自分の感情に気付くことができたのも今回の件があってからです。
なんでしょうね。
やれやれ!と言われるとやだやだ!となるんですが、じゃあいいよ、と言われるといやいやちょっとまってください!ってお笑いのネタみたいになってますね。
でも、得意ではないことは確かなので、世のお父さんたちと比べて子供と接触する時間は比較的少なめのほうが上手くいくのかもしれません。
それも、今回突き放されてわかったことです。
それにやっぱり思ったのは「家族全員が笑っている時間がとっても幸せで一番」だということです。
ここ最近家庭がうまくいってなくて険悪な雰囲気でした。
僕も悶々と考えてばっかりで、正直幸せな時間ではありませんでした。
でも、今日とかは妻が明るくなっていて(子供のために表面上無理に明るくしているんでしょうが)家族全員が笑顔の一日でした。
僕も仕事で遅かったので子供と接する時間もほどほどで楽しい時間でした。
奥底の部分で問題は解決していないんでしょうが、表面上だけでも笑顔でいるだけで幸せな気分になりますし、それにやっぱり子供はかわいいし、今後も一緒に生活していけたらなぁと思いました。
なんだかとりとめがなくなってしまって恐縮なんですが、心が嵐の中にあるためにこんな記事になってしまって申し訳ありません。
ちなみに中田あっちゃんの家はいざとなったらアウトソーシングするようですが、我が家は当然お金がないのでじいちゃんばあちゃんにアウトソーシングします(笑)。
今のところ、無料ですし。
ちなみに僕がポンコツイクメンだという記事はこちらです。(自分の子供たちのことを嫌いという意味ではないんですよ)
